暮らしに役立つ豆知識
5月1日 第84号「障害に応じた設備機器を要介護・高齢者の自立を支える設備機器」
高齢者や障害を持つ人の生活を支える便利な機器が、沢山開発され市場に出ています。それらの中から、障害の部位、程度に応じた最適な機器を選ぶことが肝心です。
例えば、屋内を移動するのに便利な設備機器としては、玄関から廊下に上がるための、昇降機、1階~2階~3階へと移動するための階段昇降機といった機器があります。
広く普及していくらか安くなった感がありますホームエレベーターも支援の機器と考えても良いと思いますが如何でしょうか。
キッチンもいつもの椅子や車椅子での調理が可能になるシステムキッチンもあり個々人の姿勢に合わせ高低の調整の出来る機種が増えてきております。
ゆっくりと生活空間を楽しみましょう
加齢とともに身体機能の衰え、反応の俊敏さの低下誰もが長生きする中で何らかの障害を持つことになります。新築住宅・リフォームを考えていらっしゃる方は、是非ともバリアフリー化を取り入れておきましょう。 将来への賢明な備えは、空間にゆとりを持たせたり、機器を取り付けるために壁面・床の強度を増した施工が必要かも知れません。
障害を支える設備機器には下記のような便利な物があります
①玄関昇降機
玄関に埋め込まれた小型の昇降機、廊下の高さまで上がり車椅子に乗っての移動が大変便利。
②階段昇降機
階段壁面に取り付ける昇降機レールに沿って椅子が動き座ったままで1階~2階と移動します。
③移動リフト
天井に取り付けたレールからベルト状のリフトが吊り下がりそれに乗って部屋間を移動・・重度障害の方の介護に最適。
④車椅子用システムキッチン・車椅子用洗面化粧台が有ります。
車椅子に座ったままで調理・洗面・化粧が出来ます。
⑤エレベーター・通常の住宅用エレベーターの他に、出入り口が2ヶ所の車椅子専用エレベーターがあります。