道路～玄関ポーチ・庭

道路と敷地との境界は、起伏を減らして、できるだけ平坦にしておきましょう。車椅子になった場合だけでなく、宅急便の配達用の台車や、自転車・ベビーカーなど日常の出入りがすごく楽になります。どうしても段差ができるときは、緩やかな傾斜路か、緩い階段にすることも考慮しましょう。
緩やかな傾斜路・緩い階段、全てに共通することは、滑らない床材を選ぶことです。壁面があれば、伝い歩きができるように手摺の設置・ない場合は、独立した手摺を考えましょう。

緩やかな段差でも良い

大きな段差のある場合は、「段差解消機」後付けの幅900㍉程度の移動用スロープの活用も考えましょう。
駐車場からの出入りも、玄関が狭くても庭があれば、掃き出し窓のある部屋などからの出入りが可能です。その場合は、室内から段差なく連続するデッキ床やスロープなどを設け、気楽に外へ出られるようにしておくと良いでしょう。駐車場と直結できればなお便利です。（窓との接合部分の漏水には気を付けましょう。出来れば少し幅広の庇の取り付け等）

夜間の出入りのために

庭の庭園灯を兼ね備えた足元灯を忘れずに設置しましょう。屋外電源やコンセントの増設も考慮しましょう。玄関や門扉の錠前は、電気錠とモニタ付インタホンを組み合わせると使いやすくなります。
※参考資料（一般社団法人住宅リフォーム推進協議会：性能向上リフォームガイドブック・バリアフリー編）より

たびたびお知らせしております。火災警報機の設置はお済みでしょうか？

火災の早期発見のために、平成16年消防法の一部改正に伴い戸建て住宅・共同住宅など全ての住宅に火災警報機の設置が義務づけられました。火災警報機の種類は、熱感知方式、煙感知方式があります。停電時にも作動する乾電池方式が設置も簡素です。リチュウム電地は10年間作動します。器具の購入は、街の電気店・大手電気量販店・ホームセンター等で購入してください。取り付け方法等は、器具購入時にお聞きするか取り扱い説明書を見て取り付けてください。（わからないときはお電話下さい。）