暮らしに役立つ豆知識
9月1日 第124号 「地震・災害から身を守る」
阪神・淡路大震災から17年7ヶ月余:東日本大震災から1年6ヶ月を迎えようとしています。
甚大な地震から身を守るためには、日頃の備えに加えて何よりも地震時の冷静な行動が求められます。
地震!まず身の安全を
揺れを感じたり、緊急地震速報を受けたときは、身の安全を最優先に行動します。頭を保護して丈夫な机の下や、日頃確認している避難空間:場所にいち早く避難しましょう。棚の上のものが落ちてこないか・家具類が倒れてこないか、キャスター付きの家具が移動して来ないか、目の前のパソコンやテレビが飛んでこないか。日常的に今いる場所での安全空間を常に心掛けて確認しておきましょう。
災害に備えて防災マップの掲示活用*家族全員で確認しましょう
市役所から各区全戸に配布されております。見あたらない方は、区役所で求めましょう。
①グラッときたらまず身の安全を図る
※何よりも大切なのは命です。
②火の始末はすばやくあわてず、冷静に
※火元から遠いときは揺れが収まってから消火
③戸を開けて、出口の確保をしましょう。
※鉄筋コンクリート作りはとにかく扉の開放
④万一火が出たらまず消火に努める。
※大きな声で近隣に知らせる
⑤揺れている間は安全な場所で待機してあわてて戸外に出ない。
※落下物に注意
⑥狭い路地・ブロック塀・自動販売機の近くは避けましょう。
※倒れてくる危険大
⑦海岸近くの方は、津波に注意
※注意:警報が発令されたら速やかに高いところへ避難
⑧避難は、揺れが納まってから
※非常持ち出し品を持って公的避難場所へ避難
⑨避難時は、自宅に避難場所の連絡メモを忘れずに
※日常的に用意しておく
⑩みなが協力して応急救護活動に参加しましょう。
※躰の不自由な方・妊婦・けが人への援助
⑪正しい情報の確認:流言飛語に惑わされない:公的避難場所での公式見解の確認
非常持ち出し品の確認:準備をしておきましょう。
●一次持ち出し品
男性で15kg程度*女性で10kg程度にしましょう。
①現金・証券類・通帳類・身分証明書(運転免許証・健康保険証)・印鑑
②携帯ラジオ・携帯電話・手回し充電器・乾電池・懐中電気・ろうそく・ライター
③救急薬品・持病薬・常時持ち出せる薬箱・非常用食品アレコレ・水
④衣類・下着・上着・靴下・タオル・ティッシュペーパー・ビニールシート
⑤赤ちゃんの粉ミルク・ほ乳瓶:介護の方のオムツ類等