暮らしに役立つ豆知識
5月1日第120号「地震:室内から避難時怪我の原因は、家具・食器棚・本棚・電化製品の転倒と割れたガラス!」
建物の耐震・免震工法・耐震工事の済んだお住まいでも、激震による家の倒壊が免れても逃げ出すときに大きな危険があり安心できません。家具の転倒、本棚からの本の滑り落ち、(足を乗せると紙類は、よく滑ります。)扉のガラスの破損、食器棚の食器の移動によるガラスの破損等・移動した家具類
大きな地震で、室内から避難するときのケガの大半は、家具の下敷き・ガラスの破片、急いで滑り、転倒でのケガが目立ちます。とくに夜間停電時には、その危険がいっそう増します。
寝室:子供部屋:居間には出来るだけ大きな背の高い家具類は置かない様にしましょう。必要があれば最小限にして転倒防止処置を施しましょう。
家具の転倒防止をしましょう
①和洋タンス:食器棚:書棚等の大型家具の上部と天井に空間を作らないように空き箱:発泡スチロール等を利用してふさぐ、ズレ防止に両面テープの使用
②L型金具で固定する。(壁面の柱:壁面内の桟部分を探し出して)(天井廻縁・鴨居等からの固定は、チェン・ベルト等)を使用しますが、たるみがない様にピンと張りましょう。
③ガラスの入った食器棚:書庫のガラスには飛散防止フイルムを張りましょう。
④キャスター付きの冷蔵庫:ピアノ:事務所の書庫:コピー機等には移動しないときはストッパーを掛けておきましょう。
⑤食器棚:和洋タンス:事務所の机の引き出しの飛び出しに注意しましょう。
出来れば固定する方が安心です。
⑥テレビ:電子レンジ:トースター等は、横滑り防止の粘着シートで固定しましょう。
避難通路の確保:室内の出入り口周辺に物を置かない・階段周辺に物を置かない・階段に手摺をつけましょう・階段踏み板にノンスリップテープ
外に避難時危険がないか周辺の状況を確認しましょう。
非常持ち出し品と揃えて底の厚い靴を用意しておきましょう。