暮らしに役立つ豆知識
2月1日 第165回 くらしに役立つ情報です
インフルエンザ、流行入り 厚労省が警戒を呼び掛け「2016年1月15日」
年末からの暖冬が一月中頃から急速に冬型に移行して強風と寒さが一度に押し寄せてきました。厚労省は、1月15日「例年より遅い流行入だが、流行規模が小さいとは言い切れない」と警戒を呼びかけている。最近5週間での統計では患者は13万人ここ一週間で7万人の患者が増えてきております。最近5週間の検査では、A香港型と21年に流行ったAH1型患者が多いがB型患者も見受けられる。暖冬の影響で流行が遅れた可能性もありますが「長く流行が続くB型も検出されてますので、流行が遅くなりましたが、流行規模が小さいとは言い切れない。一気に爆発的に広がる恐れもある。」
①今からでも遅くないワクチンの接種をしましょう。接種後2~4週間で免疫力が高まります。
②外出後の手洗いと「うがい」:くしゃみや咳でウイルスが飛散します、かかった方はマスクをして他の方にうつさない心がけをしましょう。
③適当な温度の確保:室内の温度は20℃前後に保ち湿度は、50~60%にするなど快適な環境は、インフルエンザにかかりにくい環境でもあります。
④充分な栄養とバランスの取れた食事:かかった後は、1日も早い回復のため、熱・咳で食事が進まない面もありますが体力の回復に努めましょう。
⑤人混みや繁華街への外出は避ける、:熱がさがりもう大丈夫と思いますが体内にはまだウイルスが残っていて人にうつす危険があります。解熱後も、2~3日様子を見てみましょう。やむを得ず外出するときは、必ずマスクを着けて人にうつさないように心がけましょう
重症化の予防に早い目の受診。
「インフルエンザかな?と思ったら早めの受診をしましょう。
インフルエンザは、突然の発熱や悪寒、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴です。
併せてのどの痛み・鼻汁・咳などの症状が見られます。無理をして辛抱せずに早い目に受診しましょう
西高東低の冬型気圧が続き大阪管区気象台によりますと、太平洋側で乾燥した日が多く今後も近畿地方では、特に中部・南部で乾燥しやすくなると予想してます。
高齢者・持病のある方は、特に注意しましょう。
特に要心しなければならないのが、抵抗力の弱い幼児・高齢者は、インフルエンザから肺炎を併発しやすく、更にぜんそくや心臓・肝臓・腎臓や血液の病気糖尿病などがありコントロールがうまくいってない方は、いったんかかると重症化する可能性が高くなります。
妊娠中の方も要注意です。小児は、かかりやすく、まれに急性脳症や肺炎、脱水症状といった合併症が見られますので充分注意しましょう。