暮らしに役立つ豆知識
6月1日 第145回 「梅雨・カビの発生と食中毒に注意しましょう」
そろそろ本格的な梅雨の季節になります。7月の末ごろまでジメジメした不快な季節を迎えます。水銀柱の上昇とともに特に住宅密集の都会では「ヒートアイランド」によるジメッとした暑さがはじまります。アスファルト道路・車の排気ガス・ビル・家庭からの冷房機の放射熱でよりいっそう蒸し暑さが感じられます。夜間も気温が下がらず熱帯夜が続きます。寝ながらに「熱中症」の症状が出るときがあります。注意しましょう。
充分な睡眠が取れずに体調不良を招くこともあります。
気をつけたいのは、食中毒とカビ・ダニの発生です。
カビの予防と手当・・・一にも二にも換気
梅雨の晴れ間のちょっとした太陽光を最大限活用しましょう。天気の良い日は、出来るだけ多くの窓を開け風を通しましょう。押し入れ・物入れ・下駄箱の戸も開け通気しましょう。とくに押し入れは、扇風機の風を最大にして風を送り込みましょう。
カビの発生とダニの活動期の条件はよく似ております。ダニの繁殖条件は、気温20度以上湿度60%以上が整えば異常に繁殖・畳の上に絨緞・マットの敷詰めは、避けましょう。起床後の寝具は、1~2時間そのままにして粗熱とぬくもりがさめてから収納しましょう。
食中毒の予防・火を通す・生ものは、安全を確認して早く食べる
調理・食事の前には、石鹸で手をもみ洗い・流水でもみ洗いしましょう。生ものの外食は出来るだけ避けるなどの心がけが大切です。行きつけの信頼のおけるお店でも少し口に含み、味・臭い・食感に違和感がないか確かめてから頂きましょう。
いつもと少し違うな~と感じたら無理をせず残しましょう、その旨店員に伝えて他の方への食中毒の予防になればと思います。
暑さが増す度に冷蔵庫の扉の開閉が多くなります。冷蔵庫は万全では有りません。
過信せずに庫内は整理・整頓・清掃・清潔に保ちましょう。
余り詰め込まない・先入れ先出しの徹底・こまめに点検清掃・消毒用のアルコールで庫内の清掃をしましょう。お部屋と同じく冷蔵庫内も通気をよくしましょう。