暮らしに役立つ豆知識
9月1日 第28号「外壁材」
木造住宅の外壁の仕上げ材には、いろいろなものがあります。従来からのものが少なくなり、最近の外壁材の主流は木造住宅では窯業系サイディング(無塗装・塗装済み)・某メーカーのパワーボード+吹きつけ・タイル張り・セラミック外壁・ALC等があります。工期の短縮のためいろいろな乾式工法が流行っております。今回は乾式工法に的を絞ってみたいと思います。
窯業系サイディング
セメントを主原料にし高圧成型したものです防火性・耐水性に優れています。
メンテナンス
ボードの継ぎ目のシーリング材にひび割れ等が生じますが、初期の頃なら防水性に影響がありません。長い間には劣化が進み、それと壁面の褪色がすすみます、外壁の塗装とシーリングの打ち換えを5~7年の間に行いましょう。日曜大工で補修の方は、お知らせください資料をお送りします。
金属系サイディング
亜鉛鉄板に塗装・焼き付けをしたものや、アルミ製のものがあります。防水性・経済性に優れています。
メンテナンス
亜鉛鉄板に塗装のサイディングは、傷に弱く錆の発生は避けられません。錆の初期の段階にこまめに補修しましょう、補修の仕方等はお聞きください。資料をお送りします。
ALC板は軽量気泡コンクリートです
耐火・断熱性に優れています。このままでは通水しますので必ず塗装吹きつけが行われています。
メンテナンス
継ぎ目に小さなひびが入ることがありますが、防水性能にはあまり影響がありません。しかし継ぎ目のシーリング材は、大気中の環境の影響を受け劣化がすすみます。破損・劣化の余りすすまないうちにシーリングの打ち替え、外壁の再塗装をおすすめします。
9月1日は防災の日・南海地震に備えましょう…起きたらどうする
地震そのとき10のポイント(東京消防庁作成)
①グラッと来たら身の安全
②すばやい消火、火の始末
③窓や戸を開け、出口を確保
④落下物、あわてて外に飛び出さない
⑤室内のガラスの破片に気を付けよう
⑥確かめ合おう、わが家の安全、隣の安否
⑦協力し合って救出・援護
⑧避難の前に安全確認、電気、ガス
⑨問や塀には近寄らない
⑩正しい情報、確かな行動