暮らしに役立つ豆知識
9月1日 第52号「9月1日は防災の日です」
地震・台風に備えましょう。
いつ起こるかわからない地震の対策は充分でしょうか?
我が家の安全度は?
1981年以前の建物の場合は耐震基準が不備なところが多く、25年前に新耐震基準が改正されました。
耐震基準の改正前の建物が阪神・淡路大震災のとき11万棟近くの全壊家屋・30万棟近くの半壊家屋・倒壊した家屋・家具の下敷きになって6,500名以上の尊い人命をなくし多くの方が負傷し、11年間で中小企業の倒産・マンション・家屋の二重ローン等も含め今も大変な方がたくさんいらっしゃいます。
25年以上前の家屋について
少しでも不安を感じたら、耐震診断をお奨めします。こんな現象はございませんか。
□屋根からの雨漏りは?
□ベランダからの雨漏りは?
□室内の壁が濡れていませんか?
□外壁に亀裂がありませんか?
□開所桝に土砂・落ち葉が詰まっていませんか?
□開所桝に亀裂がないか・パイプの詰まり・通水はスムーズですか?
□床鳴りがしませんか?
□建具と枠との隙間が最近開きが大きく感じませんか?
□床が傾いていませんか?(ビー玉・パチンコ玉等がコロコロ転がりませんか?)
□最近シロアリの点検・駆除は?
□床下が湿っていませんか?
□床下の通気・換気は?
□庭の植木が大きくなり根っこが下水管・開所桝・基礎に影響しておりませんか?(下水管に時として木の根が入り込み管の詰まり水漏れを起こし開所桝の破損・パイプの接続不良や破断等が地盤沈下の原因になります。)
自己で修理できるところは、心がけて修理を早い目にしましょう
多くの自治体では、耐震診断をする際には、相談に応じています。
耐震診断には、平均で3万円以上の費用がかかりますが(精密な診断では20万程度)各自治体では、助成金を支給するところが増えております。施工方法や工事の条件金額等は、各自治体の窓口でご相談ください。