暮らしに役立つ豆知識
7月1日 第98号「リフォームを計画する中での問題点あれこれ」
大切なことは、家族全員参加で設計図・説明に基づいて話し合いましょう。
完成してからの「あれこれ」は今後の家庭生活に幾らかの問題を残しそうです。
とくに高齢者の方を中心にして計画を進めていきたいものです。室内の平面移動を高齢者と共に快適に安心・安全なリフォームを心掛けたいものです。
1.玄関階(1階:又は2階)で家族全員が快適に生活の出来る空間の確保
廊下は広く必用に応じて手摺の設置を
2.室内の移動がスムーズに出来る距離に、寝室・居間・食堂・風呂・トイレ
トイレ・お風呂場にも滑らない床材・手摺を
3.玄関・庭への移動があまり高低差がなく安心・安全な設計
床面はゆるやかなスロープに、雨の日も滑らない資材で
4.高齢者の方の為に、寝室の脇にトイレ設置の空間の確保
高齢になると昼夜を問わず頻尿傾向です
5.トイレ・洗面・風呂場の空間・水回りは快適な設計でしょうか
冬場のトイレ・洗面所・風呂場にも暖房設備を考慮しましょう
高齢者には、夏は出来るだけ風通しの良い部屋に!冬は南に面した居住空間を確保してあげてください。ご家族みんなが楽しく快適に室内移動が出来るように扉ではなく引き戸にしてみませんか、将来的に車椅子移動の時大変便利です。家庭内事故も大幅に減る様に思いますが。
※参考資料(一般社団法人住宅リフォーム推進協議会:性能向上リフォームガイドブック・バリアフリー編)より
たびたびお知らせしております。火災警報機の設置はお済みでしょうか?
火災の早期発見のために、平成16年消防法の一部改正に伴い戸建て住宅・共同住宅など全ての住宅に火災警報機の設置が義務づけられました。火災警報機の種類は、熱感知方式・煙感知方式があります。停電時にも作動する乾電池方式が設置も簡素です。リチュウーム電池は10年間作動します。器具の購入は街の電気店・大手電気店・ホームセンター等で購入してください。取り付け方法等は、器具購入時にお聞きするか取扱説明書を見て取り付けてください。(解らないときは、お電話下さい)