暮らしに役立つ豆知識
3月1日 第94号「住まいのエコロジー 人と地球にやさしいエコ材料」
「エコ材料」とは
それを作り出したり処分したりするのに環境にかかる負荷が小さくて済むもの、と言うようなものです。それを作り出しても資源を枯らすことがなく、最終処分時、土に返るか極少量のエネルギーで再生できるかどうかの材料です。
再生できても、大きなエネルギーを使うのではなく、環境に掛かる負荷が少なくて済むことが大切です。
建築素材でも、優れた「エコ」材が有ります
それは「自然素材」木材と言えば、ムクの木材です。正真正味の天然素材・集成材の様にあれこれ手を加えることのないムク材です。桧・杉・松・ヒバ・栂・高野槇・栗・ケヤキ・落葉松・赤松・黒松等々の国内産木材、他に外材として「米桧・米松・米栂・はじめロシア材・南洋材」と多種
壁仕上材として「珪藻土・漆喰・ビニールクロスに替わる壁紙として、和紙」
塗料として「漆・柿渋・亜麻仁油」これらの素材は、シックハウスに無縁の素材です。
自分が出したゴミは自分で処理する時代!生ゴミは燃やさないで土に返す
家庭で出るゴミの多くは生ゴミです。野菜くず・果物の皮・魚の骨・食べ残しを含めて捨てるときは、どれも土に返る点は同じです。生ゴミを分解して土に返してくれるのは土の中になかに住む微生物です。水気を良く切って土中に埋めれば悪臭もせず・ハエも近寄りません。少し庭のある家庭では土中処分がお薦めです。
生ゴミ処理には、家庭用の生ゴミ処理機や、電気エネルギーで乾燥させて処分する方法もありますが「エコ」を考えるとやはり微生物の力を借りるのが一番かも知れません。
(参考資料:NPO法人省エネ建材・住宅普及協議会:後悔しない「快適な家づくり」の知恵袋より)