暮らしに役立つ豆知識
1月1日 第92号「被害にあわないために・防犯の基本」
「住宅対象侵入窃盗」とは「空き巣」「忍び込み」「居空き」
○空き巣:家人等が不在の時屋内に入り、金品を窃取する行為
○居空き:家人などが昼寝や、食事中に住居内に侵入して金品を窃取する行為
○忍び込み:夜間、家人等の就寝時に屋内に入り金品を窃取する行為
平成20年の大阪府下での侵入犯は、6、949件空き巣の被害総額は約34億円一件当たりの被害金額59万円になります。
空き巣などの主な侵入手口
1.ピッキング・・ピックと呼ばれる特殊な工具を鍵穴に入れドアの鍵を短時間で開ける方法
2.サムターン回し・・扉の郵便受け・扉に穴を開けサムターン(内側のドアロック用のつまみ)を強引に回して侵入する。
3.こじ破り・・扉と枠にバール・強靱な薄手の金物を差し込んでテコの原理を利用して侵入
4.ガラス破り・・窓ガラスの錠(クレセント)周辺を破壊してそこからクレセントを回し浸入する
侵入犯の多くがこの手口です。
一戸建住宅の防犯対策
○隠し鍵はしない。多くの泥棒は必ず下見をしています、「鍵を隠すところ、取り出すところ、とくにお子様には気を付けていただきますように。
○ちょっとだけ、うちだけは大丈夫。泥棒は、対象を選ぶ条件に「人がいるか。いないか」を上げています。うちは何もないから泥棒は入らないだろう、入っても何も取られる物がないから大丈夫、ですか?侵入犯は開き直った場合何をするかわかりまん、危害を加えられる前に完全な施錠・侵入されない対策を講じましょう。
1.玄関扉錠2ヶ所以上・窓に補助錠の設置
2.ピッキング対策
3.サムターンにカバー
4.こじ開け対策(ガードプレートを付ける)
5.インターホンをカメラ付きに変える
6.センサーライトの設置
7.防犯砂利をまく
8.出かける時は近隣に一声掛ける。
9.小窓も完全に施錠する。
マンション等の防犯対策
多くは戸建て住宅に準ずるもとくに気を付けなければならないのは、高層階と安心は禁物です。
縦樋からベランダに降りガラス破りによる浸入が後を絶ちません。
ベランダからの浸入防止には、防犯フイルムを貼る・防犯ガラスを検討しましょう。
(参考資料:被害にあわないために・防犯の基本・大阪府警察のホームページより)