暮らしに役立つ豆知識
5月1日 第108号 「住宅用火災警報器を設置しましょう」
火災の早期発見のために設置が、23年6月1日から義務づけられました
平成16年の消防法の一部改正により戸建て住宅や共同住宅など全ての住宅において住宅用火災警報器の設置が義務づけられました。
新築住宅は平成18年から、既存住宅は市町村条例で定める日(平成20年5月31日~平成23年5月31日)から適用されることになっております。
火災から命と貴重な財産を守るためにも一日も早く適正な場所に火災警報器を設置しましょう。
住宅火災警報器の種類
熱感知方式・煙関知方式があります。消防法で義務づけられているのは煙式のものです。
電池タイプと家庭用100V電源を使うタイプがありますが、取り付けの簡素化を図るには電池式がおすすめ(日本消防検定協会検定済み)規格に適合した物を購入して早い目に設置しましょう。
電池式はリチュウム電池で約10年間作動します。
器材の購入は、街の電気店・ホームセンターの防災用品売り場でお求め下さい。
住宅用火災警報器の設置場所
原則として寝室と寝室のある階の階段には必ず設置しなければなりません。
市町村の条令によって設置場所が台所にも他の居間にも設置が義務づけられている場合もありますので詳しい設置基準は、お近くの消防署で確認しましょう。
火災警報器の設置場所の一例
2階建てで2階に寝室のある場合は、2階の寝室と台所
2階建てで2階に寝室のある場合は、寝室と台所
3階立てで3階に寝室のある場合は、寝室と階段最上階・階段室2階部分・台所
3階立てで1階のみ二審室がある場合は、階段室の最上階・寝室・台所