暮らしに役立つ豆知識
12月1日 第127号 「明るい年を迎えるために年末の防犯に心を配りをしましょう!」
侵入窃盗は昨年一戸建て住宅では66.874件:重要窃盗168.998件:侵入盗126.079件侵入窃盗犯罪は、平成15年上記3件の合計992.854件から平成24年6月までの件数539.798件に減少してきておりますが。戸建住宅侵入窃盗が圧倒的に多いのが窓からの侵入が60%を占めております。次に多いのが戸建て住宅の玄関・勝手口「高層住宅の玄関」からの侵入 警察庁「平成24年6月の犯罪情勢」より
とくに侵入されやすいのが外からの見通しの利かない掃き出し窓:塀に隠れたところ・庭木の茂っているところ・トイレ窓・浴室の窓からも侵入されます。玄関:勝手口からの侵入も30%近くになります。
わが家の防犯チェックと対策
窓回りの防犯:
・ガラス窓には、ガラス破り防止「防犯フイルムを貼る」
・クレセント錠の点検「カバーをつける」:「鍵付きクレセント錠」に取り替える。
・「小窓にも補助錠の取り付け」トイレ・浴室の窓にも堅牢な格子を取り付けましょう。
・「アラームの設置」「防犯硝子に入れ替え」
玄関・勝手口には主錠と補助錠を設置しましょう。
・家族の誰かが鍵を紛失したときは、主錠・補助錠を取り替えましょう。
・玄関周変に置き鍵はやめましょう。
・サムターン回し対策「カバーをつける」こじ開け対策「ドアの隙間にガードプレートの」設置
・インターホンを「カメラ付き」に変える。
・玄関カメラの設置・夜間威力を発揮するセンサーライトの設置
・家の周辺に音の出る防犯砂利を敷く
・敷地内は見通しを良くしておく
・高いブロック塀は避けましょう。
・年末年始旅行等で家を空けるときは、近隣に声を掛けて・新聞等は配達中止をお願いしましょう。
・出かけるときは施錠を確実に念入りにして確認
平成23年の一戸建住宅侵入窃盗件数48.585件侵入手口
①無施錠45.0%:②ガラス破り38.5%
侵入窃盗の侵入口
①窓58.7%②その他出入り口17.1%③その他
平成23年の共同住宅(4階建て以上)侵入窃盗件数6.001件
侵入手口
①無施錠42.2%②硝子破り24.7%
侵入口
①窓45.7%②表出入口44.0%③その他
平成23年の共同住宅(3階建て以下)侵入件数16.702件
侵入手口
①無施錠43.5%②ガラス破り36.6%③その他
侵入窃盗の侵入口
①窓59.3%②表出入り口30.7%③その他
ひったくり:平成15年をピーク(46.354件)にして年々減少傾向にあります。平成23年は12.476件、今年上半期1月~6月で5.010件ですが、まだまだ後を絶ちません。これから年末に向け何かと気ぜわしくなり身の回りが疎かになりがちです充分気をつけましょう。ひったくりの発生時間は、夕方の16:00~24:00の間に集中しております。とくに20:00~22:00が2.237件で最多です。自転車の前籠にはカバーを、ショルダーバックは車道の反対側に持つ様にしましょう。
平成24年上期では、5008件発生その内女性の被害が4.559件20歳代の女性が892件(17.8%)男性の約10倍の被害を被っています。充分気をつけましょう。被害に遭われたらすぐに110番に通報しましょう。人相風体を確認しましょう。