暮らしに役立つ豆知識
11月1日 第209回 くらしに役立つ情報です
この秋早くも流行の兆し、インフルエンザ対策を
今年のインフルエンザは、沖縄では8月後半から流行し9月以降全国に広がってきています。海外からの旅行者が増えそれとともに流行り出した気配もあります。11月の気候も日々の温度の寒暖差もあり体調管理がむつかしくなってきています。秋風邪をひくと37~38度の熱が出、喉の痛み・咳や鼻水が長く続きます自律神経が乱れると免疫力も低下してインフルエンザにかかりやすくなります。
インフルエンザでは、いきなり38度以上の高熱が出て.頭痛・関節痛・筋肉痛・倦怠感・鼻水・咳等全身症状が進みます、免疫力を保つため過労やストレス・睡眠不足・バランスの取れた食事を取り偏った食事は避けましょう。
インフルエンザに罹らないために (2019年2月201号に加筆)
①今から予約してワクチンの接種をしましょう。接種後2~4週間で免疫力が高まります。
②外出後の手洗いと「うがい」:くしゃみや咳でウイルスが飛散します、罹った方はマスクをして他の方にうつさない心がけをしましょう。
③適当な温度の確保:室内の温度は20℃前後に保ち湿度は、50~60%にするなど快適な環境は、インフルエンザにかかりにくい環境でもあります。
④充分な栄養とバランスの取れた食事:かかった後は、1日も早い回復のため、熱・咳で食事が進まない面もありますが体力の回復に努めましょう。
⑤人混みや繁華街への外出は避ける、:熱がさがりもう大丈夫と思いますが体内にはまだウイルスが残っていて人にうつす危険があります。解熱後も、2~3日様子を見てみましょう。やむを得ず外出するときは、必ずマスクを着けて人にうつさないように心がけましょう。
重症化の予防に早い目の受診。
「インフルエンザかな?と思ったら早めの受診をしましょう。
インフルエンザは、突然の発熱や悪寒、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が強いのが特徴です併せて喉の痛み・鼻汁・咳などの症状が見られます。無理をして辛抱せずに早い目に受診しましょう。
12月~3月・西高東低の冬型気圧が続き太平洋側で乾燥した日が多く近畿地方では、特に中部・南部で乾燥しやすくなると予想してます。高齢者・持病のある方は、特に注意しましょう。特に要心しなければならないのが、抵抗力の弱い幼児・高齢者は、インフルエンザから肺炎を併発しすく、更にぜんそくや心臓・肝臓・腎臓や血液の病気糖尿病などがありコントロールがうまくいってない方は、いったんかかると重症化する可能性が高くなります。
妊娠中の方も要注意です。小児は、かかりやすく、まれに急性脳症や肺炎、脱水症状といった合併症が見られますので充分注意しましょう。