暮らしに役立つ豆知識
10月1日 第208回 くらしに役立つ情報です
身近な所で死亡事故が起こることが!家庭内事故を減らしましょう
身近な所で死亡事故が起こることが!家庭内事故を減らしましょう
最新の厚労省の資料ですが一昨年(2017年)不慮の事故でお亡くなりになられた方は、40.329人のうち家庭内事故で亡くなられた方は、14.671人、全体の36%に当たります。年齢別でみてみますと0才から14才までは家庭内事故の死者は136人ゼロ才児は64人となります。15歳から年令を重ねるごとに死亡者が増え65才から79才までは4.741人80才からは7942人となり65才以上の高齢者の死亡者数は12.883人となり、全体の半数に当たる86%に当たることが分かります。80才以上の高齢者だけで全体の半数にあたります。
●家庭内事故による死亡事故の原因
原因を詳しく見てみますと平成29年では不慮の溺死・溺水が5.941人浴槽内の死亡事故が最も多いことが分かりました。80歳以上の方が3.352人で全体の56%:65才から79才の2.156人併せると全体の92%にもなります。次に家庭内事故で多いのが窒息死3.795人そのうち食物の誤えんは、2.622人となり食べ物をのどに詰まらせる事故が多い事です。こちらも溺死同様65才以上の高齢者が90%以上となります。
●家庭内事故は、年々増えてきております。
死傷者の数も、交通事故の死傷者の数を大きく上回っております。家庭内事故を起こす可能性の高いのは、高齢者と幼児です充分な気配り目配りをしましょう。
自宅での不慮の事故死、事前に家庭内事故を防ぐ8つのポイント
①階段には手すりを付けましょう、ぐらつきはありませんか、階段踏板に滑り止めを
②床に敷いている敷物の角がめくれ上がってませんか。テープで抑えるか、取り替えましょう
③電気のコード類が床に残雑になって居りませんか、束ねて隅の方に仮り固定しましょう
④ベランダ―・バルコニーに足台になるような椅子・箱など置いていませんか幼児のいるお家は、十分気を付けて下さい。
⑤冬場:廊下・トイレ・浴室は寒くありませんか・暖房方法を考えましょう。
⑥火災報知器・消防法で設置が義務付けられれ居ります、未設置の方は、急ぎましょう。
生命・財産を守る切り札です。
⑦裸電球・ストーブ:近くに可燃物を置かない様に、ダウンライトの近くには、可燃物を置かない。
⑧日常生活の中で近隣の高いブロック塀・倒れそうな木があれば迂回して通りましょう。