梅雨のジメジメ気候からやっと開放されそうです。梅雨開けには虫干しできる物はすべて日光に当てて湿気を取り除きましょう。家の周辺の雑草も「蚊」の棲家になります。雑草を雨上がりの土の柔らかいときに抜き取るか刈り取りましょう。

直射日光がキライ

昔からある「畳」日本の風土に適した伝統的な床仕上げ材です。保湿性・調湿性・感触の良さ・畳の上でのごろ寝・いろんな面でいいところが多い畳ですが、直射日光での変色「黄ばみ」が目立つようでしたらバケツ7分目の水に盃一杯くらいの「酢」を混ぜた水で水拭きをして、乾いた布で充分拭き取り風を当てて下さい。黄ばみが取れます。
「畳」は吸水しやすいため、手早く行いましょう。

日々のお手入れ

●掃除機や箒で畳の目に沿って溜まっている埃をこまめに取り除きましょう、必ず畳の目に沿って行いましょう。□畳は水を嫌いますので、出来るだけ水拭きを避けましょう、ダニ・カビ・変色の原因になります。□畳の上にカーペットを敷くことはダニ発生の原因になりますので避けましょう。□長く美しさを保つために年に1～2度晴れた日に畳を持ち上げて風を通しましょう。□湿気がこもらないように日々換気に気を付けましょう。

●ダニ・カビを感じたら徹底退治するために天日干しが最良の方法です。

やっかいなダニのお話

ダニの繁殖条件は温度が20度以上、湿度が60％以上この条件が整えば「冬」でも繁殖します。「畳」1帖の表面には数百匹：「畳」の中には数百万匹のダニが生息していると考えられます。最近のお住まいは、気密が良い分繁殖する条件が整っています。

予防と退治の方法

●こまめに窓を開けて室内の風通しを良くしましょう。
●日光消毒・・布団は汗を吸って湿気が一杯。天気の良い日には天日干し。
●取り込むとき布団を叩かないように静かに掃除機でダニの死骸を吸い取りましょう。
●掃除・・ホコリをためないようにダニはホコリが大好きです。
●殺虫剤・・あまりお薦めできませんが畳に直接かけて駆除します。
●除湿・・押し入れなどの収納ヶ所には防虫シートを敷き、除湿剤・除湿剤の利用をお奨めします。