暮らしに役立つ豆知識
9月1日 第196回 くらしに役立つ情報です
住まいの防災対策・集中豪雨・台風に備えましょう。
今年は、8月23日現在20個の台風が発生し7月豪雨災害で廣島・岡山・愛媛その他多くの県と沖縄をはじめ島嶼部にも被害をもたらしました。
20号も近畿地方を直撃し淡路島で発電の風車が倒壊し、マンションの屋上が剥がれ飛び出し、熊野川が氾濫とのニュースを聞きました。
夜半風雨が強まりましたが堺では大きな被害が出ず一安心しました。今後どれだけの台風が来るかもしれませんが、自治体からの避難勧告が出た場合速やかに必要最少限の荷物を持って近隣の方をさそって所定の場所に避難しましょう。各人の自発的な行動が、災害時の混乱を生き延びるカギとなります。そして、人を思いやる心でお互い助け合い身を守りましょう。
(この情報は、2014.147号:2017・183号に加筆修正しました)
台風の接近に備えて・規模・進路はラジオ:テレビで逐次放送されます。台風情報に注意して十分な用意をしましょう。
① 雨樋・落ち葉や泥を取り除いて、水はけを良くしておきます、雨樋の結合部の外れ受け金物の緩みなども確認して固定しておきましょう。
② 敷地内の雨水は速やかに敷地外へ排出する事が大切です。敷地内外の会所枡は、事前に点検して雨水がスムーズに流れることを確認しておきましょう。
③ 窓:雨戸やシャッターは閉めましょう。雨戸のない出窓などには、外部から板などで保護するかガムテープで補強しましょう。内部からは、「防犯フイルム」を張ることも強風で万が一ガラスが割れたときガラスの破片の飛散を防ぎます。
④ 植木:張り出した枝などは樹木を傷めない程度に選定して風通しをよくしておきましょう。
樹木の倒壊を防ぐため添木をするなどの手当をしましょう。
⑤ ガーデンライトの設置している屋外コンセントは雨水の浸入を防ぐため防水カバーをかぶせましょう。漏電すると大変ですので一時回路の通電は止めましょう。
台風の来襲時
① 雨水の吹き込み:台風の来襲時には。強い風雨が横殴りに叩きつけ、思わぬ所から雨水が吹き込みます。部屋のアチコチにタオルや雑巾を用意しておきましょう。雨漏りのあったときには、場所と風の方向を確認しておきましょう・後日修理の時に参考になります。
② 窓ガラスが割れたとき、割れたヶ所の修復を急いで行います。塞ぐ物がないときは、畳を利用しましょう放置すると風が室内に入り思わぬ所に被害が生じます。
③ 屋根瓦のズレ・はがれ:屋根の谷部分に瓦・漆喰の詰まり:雨樋のたわみ、はずれ:破風板・端隠しの損傷そのほかの損傷部分は、高所ヶ所が多いので危険ですから専門職の方に見て頂きましょう。