暮らしに役立つ豆知識
11月1日 第138号 「自転車はルールを守って安全運転~自転車は「車のなかま」~ 」
最近、自転車による事故件数が増えてきております
警察庁の統計では交通事故件数の20%が自転車のからむ事故と報告されております。今までの自転車事故は、車との接触、出会い頭衝突:車の左折時の巻き込み等々がいまも変わりませんが大きな原因でした。ここ数年の状況は自転車同士:自転車と歩行者の事故の事例が多く報告されております。(平成18年度2767件)と10年前の5倍近くになっています。車を運転しながら特に気に掛かるのが携帯電話を操作しながらの、自転車の車道の右側通行・命がいくつあっても足りないように想います。自転車の取り締まりも今後厳しくなります。次のような行為は、処罰の対象になります。
3ヶ月以下の懲役又は5万以下の罰金
①信号無視
②一時停止違反
③傘差し片手運転
④歩行者の横を猛スピードで走り抜ける
⑤前の自転車の左側を勢いよくすり抜ける
⑥右側通行違反
⑦歩行者妨害
⑧携帯・メールをしながらの運転
⑨見通しの聞かない交差点に徐行しないで進入
5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
①酔っ払い運転
5万円以下の罰金
①夜間無灯火での運転
②故障したまま乗る
③ハンドサインを出さずに右折・左折・停車
④ブレーキの故障のまま運転
2万円以下の罰金
①2人乗り運転(幼児を補助椅子に乗せる場合は除く)
その他諸々の罰則規定があります。
自転車を取り巻く事故のリスク
自転車は、その気軽さや便利さの裏にさまざまな危険が潜んでおります。
自分が怪我をするだけでなく歩行者に怪我をさせたり器物・財物を破損させたりするケースもあります。
自転車事故で問われる責任は
刑事責任*民事責任*道義的責任と有ります。
自転車に乗るときは、お互いがルールとマナーを守って事故のない様にしましょう。
もしも事故を起こしてしまったら
気が動転して的確な判断の出来ない時もありますが、決してその場から逃げたりせず、必ず次のことは守りましょう。
①怪我人の救出
②道路上から安全な場所へ移動
③警察への連絡
④事故の状況の把握
⑤保険加入者は、損保保険事務所に連絡