暮らしに役立つ豆知識

8月1日 第135号 「自立した暮らしで家庭内事故を未然に防ぐ配慮を」

高齢者・障害者のためのバリアフリー (これから新築・リフォームされる方へ)

バリアフリーと言う言葉は、私達の暮らしの中に定着しました。新しい住宅には多かれ少なかれそれに類する手立てが設計の段階から施されています。バリアフリーとは「妨げる物がない」という意味です。「バリアフリー住宅と言えば、高齢者や体に障害を持つ人の動きを妨げる物が無く、自立して安全な生活を送れる住宅を云います。バリアフリー住宅には、二つの基本が考えられます。一つは転倒などの事故が起きないように空間を設計する際に、安全性を配慮することです。もう一つは体が不自由でも自立して暮らせるように、設備機器などの面で配慮することです。安全への心づかいは、家族全員にとっても必要なことです。住まい作りの基本とも言えます。

事故を未然に防ぐ配慮を!

住宅の中で起きる家庭内事故は、交通事故より多いと云われております、少しの段差で足を取られて転倒することもあります。
バリアフリー住宅では、床に少しの段差も設けないことが基本中の基本です。

事故を防ぐためのポイント!

【室内全体】床に段差を設けず、フラットフロア設計を採用します。廊下や居室の入り口は、車椅子が十分通れる、ゆとりのある広さが必要です。

【玄関】上がり框の高さを抑える。履物を脱ぎ履きする際に腰をかけられるようにする。自力で立ち上がれるように手摺が必要です。

【階段】傾斜を緩くする。幅を広くする。踊り場つきの折れ階段にして転倒しても途中で止まれるようにする。切れ目のない連続の手摺を取り付ける。足元を照らすように壁の低いところに照明を設ける。

【浴室】床を滑りにくくする。浴槽への出入りの際に体を支える手摺りをつける。浴槽のまたぎ越す高さを抑える。出入り口を広く、冬場は脱衣場や浴室内を暖房する。介護者も一緒に入れるスペースが望ましい。扉は、折戸か片引き戸が望ましい。

【トイレ】手摺をつける、出入り口は広く、ドアでなく片引き戸が望ましい。冬場は暖房。

【アプローチ】道路から玄関まで緩やかな勾配のスロープに、両方に手摺を設置。

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