暮らしに役立つ豆知識
3月1日 第130号 「阪神・淡路大震災から18年:東日本大震災から2年。予測される東南海:南海地震に備えましょう。」
淡路大震災の時は家屋の倒壊・火災・家具の下敷きによる死者が6.434名不明3名43.792名の負傷者が出ました。阪神・淡路の大災害からの復旧:復興は進んできておりますが全てが元に戻っておりません。
東日本大震災::警察庁2013年2月13日現在のマトメ死者15.880名:負傷者6.135名:行方不明者2.635名東北の復旧:復興は、2年を迎えますが、遅々として進んでおりません。二つの大震災は、現実にいつ起きても不思議ではありません。地震に備えましょう。大震災からの教訓を大切にして、決して過去のこととして風化させてはならないと思います。
東南海:南海地震とは
紀伊半島から四国にかけて、南海トラフと呼ばれる太平洋海底4.000mのプレートの中で起きる巨大地震のことです。過去100年~150年周期で繰り返し発生し、今後30年以内に40%:50年以内に80%の確立で発生することが公表されております。阪神:淡路大震災と違い西日本が大きく揺れ、海岸部では大津波が予想され、2年前の東日本災害以上の広域災害が予想されます。
地震への備え
室内での対応①家具の転倒防止②非常持ち出し品の準備保管場所の確保③家族全員の避難場所の確認④近隣の方々の連絡体制の確認⑤災害時に的確に行動できる「心」の準備も忘れずに。非常持ち出し品を準備しましょう。統計に寄りますと60%の方は、何らかの形で準備が出来ていますが30%の方は、何等準備していないとの結果が出ております。今からでも遅くありません、気が付いたときに緊急を要する物から整えていきましょう。
地震その時10のポイント(東京消防庁作成)
①グラッときたら身の安全
②すばやい消火、火の始末
③窓や戸を明け出口の確保
④落下物あり、あわてて外に飛びださない
⑤室内のガラスの破片に気をつけよう
⑥確かめよう確かな情報
⑦協力しあって救出・援護
⑧避難の前に安全確認・電気・ガス
⑨門や塀に近づかない
⑩正しい情報・確かな行動
避難するときに最初に持ち出す
①貴重品・現金・証券類・通帳・印鑑・身分証明書・健康保険証・免許証・携帯電話等
②持ち出し袋の中に携帯ラジオ(手回発電機能のある物)懐中電灯・救急薬品・持病薬・お薬手帳・非常食・
水1人最低3㍑以上・衣類下着・上着・トイレ用ビニール袋・女性用品(化粧品・その他)