暮らしに役立つ豆知識
11月1日 第6号「清潔な洗面所でさわやかな朝を」
洗面所の汚れは浴室と同じく、石鹸かす、水あか、身体の皮脂がほとんどです。湿気が多いので換気に気をつけて、カビや錆び(ヘアーピン・剃刀の刃等々)に注意しましょう。使った後に洗面台を乾いたタオルでさっとひと拭きするだけで、汚れ具合がずいぶんと違ってきます。
ふだんのお手入れ
洗面台
水あかなどはスポンジで軽くこすります。水滴はくもりやシミの原因になりますので残さずていねいに乾いた布で拭き取ります。
蛇口・鏡
乾いた布でさっと乾拭きしてください(濡れた布で拭き取ると水気を拡大します)
壁
塩ビクロス・はたきや掃除機で表面の汚れを落とします。水拭きに際しては、雑巾を固く絞ってご使用下さい。(水分が多いと継ぎ目にしみ込みクロスのはがれの原因となります。)
床
かたく絞った雑巾で拭き掃除をします。(水気が残るとすべる危険性がありますのでご注意下さい。)
収納扉
台所用中性洗剤をつけたスポンジでこすります。手あかで汚れやすい扉のまわりや取っ手の部分の汚れがひどいときはクリームクレンザーをつけた布でこすってみてください。その後、洗剤分をしっかり拭き取るようにして湯拭きします。
汚れがひどいときは
浴室用洗剤かクリームクレンザーをスポンジにつけて軽くこすります。落ちにくい黒ずみには漂白剤入りクレンザーを使います。洗剤分をよく洗い流し、乾いたタオルで拭き取ります。水滴が残りますと、鏡をはじめ洗面台蛇口等々くもりやシミの原因となりますので、時間をかけて丁寧に拭き取りましょう。
(参考資料:大建工業株式会社「住まいのお手入れ読本」より)