暮らしに役立つ豆知識
8月1日 第147回 「住まいの防災対策・集中豪雨・台風に備えましょう」
各自治体からの避難勧告が出た場合速やかに必要最少限の荷物を持って近隣の方をさそって所定の場所に避難しましょう。各人の自発的な行動が、災害時の混乱を生き延びるカギとなります。そして、思いやりに立脚した助け合いが互いの命を救うことになります。
台風の接近に備えて・規模・進路はラジオ:テレビで逐次放送されます。台風情報に注意して十分な用意をしましょう。
①雨樋:落ち葉や泥を取り除いて、水はけを良くしておきます。雨樋の結合部の外れ受け、金物の緩みなども確認して固定しておきましょう。
②敷地内の雨水は速やかに敷地外へ排出する事が大切です。敷地内外の会所枡は、事前に点検して雨水がスムーズに流れることを確認しておきましょう。
③窓:雨戸やシャッターはしめましょう。雨戸のない出窓などには、外部から板などで保護するか、ガムテープで補強しましょう。内部からは「防犯フイルム」を張ることも、強風で万が一ガラスが
割れたときガラスの破片の飛散を防ぎます。
④植木:張り出した枝などは樹木を傷めない程度に剪定して風通しをよくしておきましょう。
樹木の倒壊を防ぐため添木をするなどの手当をしましょう。
⑤ガーデンライトを設置している屋外コンセントは、雨水の浸入を防ぐため防水カバーをかぶせましょう。漏電すると大変ですので一時回路の通電は止めましょう。
台風の来襲時
①雨水の吹き込み:台風の来襲時には、強い風雨が横殴りに叩きつけ、思わぬ所から雨水が吹き込みます。部屋のあちこちにタオルや雑巾を用意しておきましょう。雨漏りのあったときには、場所と風の方向を確認しておきましょう。後日修理の時に参考になります。
②窓ガラスが割れたとき、割れたヶ所の修復を急いで行います。塞ぐ物がないときは、畳を利用しましょう放置すると風が室内に入り思わぬ所に被害が生じます。
③屋根瓦のズレ・はがれ、屋根の谷部分に瓦・漆喰の詰まり、雨樋のたわみ・はずれ、破風板・端隠しの損傷そのほかの損傷部分は、高所ヶ所が多いので危険ですから専門職の方に見て頂きましょう。