暮らしに役立つ豆知識
6月1日 第13号「収納 湿気を防いで、上手に整理整頓を」
湿気を防いで、上手に整理整頓を
収納スペースは押し入れ、クローゼットのみならず台所、玄関(下駄箱)と家中の至る所にあり、それぞれの用途にあわせて収納設備もあらゆる種類がそろっています。お手入れに関してどの場所にも共通することは物を入れっぱなしにしないで、換気と定期的なお掃除を欠かさないことです。
ふだんのお手入れ
ふだんは,ふすまや扉を1日15分~30分ほど開け放しておくだけで、中の湿気を逃がすことが出来ます。梅雨時はクーラーの除湿運転や扇風機で風を送り込んで強制換気を行います。中の物をすべて出して掃除をするときは、掃除機でホコリなどを取り除いたあと拭き掃除をします。そのご、すっかり乾燥させてから収納することが大切です。
物をしまうときは、壁から5cm~7cmほどの隙間を作ると共に床にはスノコを敷いて収納すると通気性がずいぶんと増します。
押し入れやクローゼット、下手箱はカビを防ぐことが最重要課題です
万が一カビが発生したときには、中の物を取り出して掃除機でホコリやゴミを取り除きます。(下駄箱の場合はかたく絞った雑巾を使います)この時ほうきやブラシで掃くとカビの菌をばらまきますので注意しましょう。かたく絞った雑巾で洗剤等を丁寧に拭き取ったあと消毒用アルコールで拭き、しばらく開け放って乾燥させます。中の物も外に干せる物は干しておくのが良いでしょう。
(参考資料:大建工業株式会社「すまいのお手入れ読本」より)
今年は春先から雨の日が多く続いております。このお便りが届くころは、大阪も梅雨空の重苦しい天気が続いているかも知れません。梅雨の晴れ間を利用して快適な生活空間を作りましょう。