暮らしに役立つ豆知識
7月1日 第26号「屋根まわり」
軒裏・鼻かくし破風板・樋などは屋根の機能を果たすのに必要な部分です。窓や出入り口の上に取り付けている、「ひさし」は、直射日光や雨などを防ぎます。
梅雨のまっ只中です…雨樋
雨樋の種類は、塩化ビニール製・銅板製・ステンレス製・竹・等があります。通常戸建て住宅には、塩化ビニール製が多用されております、作業性がよく安価ですが物が当たると壊れやすい欠点があります。
日頃の点検とお手入れについて
雨樋に関するトラブルは、物が当たって出来た破損、雪などによる重みで出来た破損、 落ち葉やゴミがたまったり勾配がなくなって雨水が流れなくなっている、などがあります。台風や大雨の時、軒樋から雨水があふれていないか、滅多に降りませんが、雪の重みで軒樋が破損していないか目で見て確かめましょう。ちょっとした屋根瓦の補修や点検時は出来るだけ雨樋に直接梯子を掛けないようにしましょう、雨樋を痛めます。高所作業ですので補修は危険を伴いますので、お近くの専門の業者に依頼しましょう。たて樋の破損はよく見かけます、自転車や物を当てたりして痛めているようです。応急処置としてホームセンターでアルミテープを購入して破損ヶ所に張り付けてください。特に大切なのは、たて樋を詰まらせないことです、定期的に落ち葉・ゴミの除去をしてください。たて樋を軽くトントンと叩くと少々の詰まりは解消されます。ときたま取水舛にボールが入っているときもあります。また「たて樋」が、地中に入っている開所舛も定期的に点検をしてゴミ・ヘドロ等は取り除いてください。タテ樋の通水が良くなると軒樋の働きが充分に発揮できます。
最近また変な業者が増えております。
昨年もお知らせしましたように、作業員の服装で、近くで工事に入りますのでご挨拶にきましたと言葉巧みに話を持ちかけお宅のこの部分が少し痛んでいますので直しましょうとか、下水管が詰まってますので掃除しますとか云って、そこそこの手間賃で作業をして近隣を軒並みに回っている作業員が横行しております。被害に遭われた方が警察に通報しても取り合ってくれないそうですのでご用心してください。