原因究明がポイントです

雨漏りには、ポタポタと水滴が落ちてくるもの、天井や壁にシミを作るもの、雨漏りの音だけするものなどがあります。また屋根裏の断熱材や壁面の空間（モルタル刷毛引き面と内側の仕上げ材の間）に吸収されて、音のしない場合があります。雨漏りはお家の大敵です。シロアリの格好の住みかになり、カビ・藻の発生につながります。雨の翌日外壁面がしばらくの間濡れているようでしたら、壁面に浸水しているようです。

大きな原因は、次の様なことが考えられます

屋根瓦のズレ・破損・外壁の亀裂・軒樋金物の逆勾配・たて樋のつまり・換気扇の周辺・窓回りの亀裂・戸袋・ベランダの防水切れ・ベランダ手摺りの腐食・笠木の釘穴・ALC外壁材のコーキング切れ・サイディングの継ぎ目のコーキングの切れ等々、その他想像も出来ないような所からも水は侵入してきます日頃の点検を心掛けましょう。
（高所の作業・点検は、危険を伴いますので出来るだけ専門業者に依頼しましょう。）
最近あちらこちらでお聞きします、お宅の屋根瓦が破損しています。ズレています。アンテナの傾きを直しましょう。樋を直しましょう。配水管が詰まっていませんか。色々と次から次とあまり質の良くない訪問業者の住宅点検の横行、一旦扉を開けると、遠慮なくずかずかと入り込み粘りに粘って最後には、膨大な金額の工事契約に漕ぎ着ける。こんな業者が後を絶ちません。被害に遭う前にお知り合いの方に相談してください。万が一契約した後でも、気がつけばクーリングオフの手続きを取りましょう。
（一部参考資料大建工業株式会社「住まいのお手入れ読本」より）

クーリングオフの手続きは、訪問販売業者と契約したその日を含め8日間出来るだけ 速やかに書面（郵便局の配達証明郵便）で、相手にその意志をお伝えしてください。