暮らしに役立つ豆知識
11月1日 第42号「電気設備の日常管理」
電気設備は使い方や管理を誤ると重大な事故につながる恐れがあります。
各電気設備の取り扱い説明書をよく読んで、必ず守りましょう。
電気器具類は、電気が漏れないよう絶縁されています。しかし絶縁部分が古くなったり、傷ついたり、水に濡れると、金属部分などに電気が漏れ、漏電が起こります。
電気洗濯機や乾燥機、食器洗い機などはその最有力候補です。家具の下敷きになったコードなども危険です。コードが破損していたり、使用中に異常を感じたら、電気業者に修理を依頼してください。万一のために漏電遮断器の設置が有効です。
パソコン周辺・暖房器具等一つのコンセントから(延長コード)を使ってのタコ足配線は、大変危険です。
コンセントの数を業者に依頼して増やしましょう。定期的に点検をしましょう。
コンセントとプラグの扱いに注意しましょう
①コンセントにプラグを差し込むときは、きちんと差し込みましょう。
接続が不十分ですと、発熱の原因になり大変危険です。
②コンセントからプラグを抜くときは、プラグをもって抜きます。コードを引っ張ると、断線やショートを起こし、プラグの中のビスが弛んで発熱することがあります。
③コンセントにプラグを長期間差し込んだままにしておくと、プラグの刃の部分にホコリがたまり電気の通り道ができて火災の原因になります。ホコリをためない様にしましょう。
アースについて
万一電気が漏れたとき事故を避けるために電気を地面に逃がす必要があり、この役目を果たすのがアースです。アースを必要とする電気器具は、電子レンジ、洗濯機・冷蔵庫・クーラー・電磁調理器等があります。アースの工事は専門業者に依頼してください。
(参考資料大建工業株式会社「住まいのお手入れ読本」より)