暮らしに役立つ豆知識
6月1日 第37号「水を大切に」
生活に欠かせない大切な水。水を得るのに大変な苦労をした昔と違って、蛇口をひねるだけで水が得られる今では、水を得ることの苦労や必要性を忘れてしまいがちですが、昔も今も水の大切さは同じ事です。常日頃節水を心掛け、貴重な資源を大切に使いましょう。
水を使いまわす
例えばエアコンの場合、設定温度27℃、湿度60%で運転すると、一時間あたりペットボトル約1本分(1.5L)の排水がでます。また洗濯1回に使う水の量は約110L浴槽一杯が200L ですから残り湯を使っても洗濯一回分の水がおトクになります。お風呂の残り湯は洗濯に、エアコンの排水は植木やお掃除に有効に利用しましょう。
水漏れには、すばやい処置を
一秒に一滴の水漏れは、一時間もするとコップ3杯(600CC)にもなります。水を使った後は蛇口をしっかり締め、水栓が壊れていたら急いで修理しましょう。(水漏れの修理は、蛇口上部をゆるめて開け、中のコマを取り替えます。コマ等はホームセンターで購入できます。このとき必ず水道の止水栓「メーターの横にあります」を閉めてから工事を行って下さい。わからないときは、お電話下さい、ご説明いたします。
流しっぱなしはやめましょう
蛇口を一回ひねると水は一分間に12Lでます。歯磨きのときに、1分間水を流しっぱなしにすると、使う水は12L。それをコップ3杯で済ますと、20分の一の0.6Lですみます。またシャワーを続けて使うと、20分もしないうちに浴槽一杯分の水量を使うことになります。 シャワーは短時間で済ませましょう。
節水器具を利用しましょう
水道局や、ホームセンターなどで手に入る節水コマ。これを蛇口に取り付けると、一回ひねって出る水の量が一分間に半分の6Lになります。また水洗トイレの「大」は12L「小」は6Lの水が流れるのできちんと使い分けることも節水につながります。
(一部参考資料:大建工業株式会社「住まいのお手入れ読本」より