安心・安全に暮らすための防犯対策には、総合的な配慮が不可欠です

最近凶暴な犯罪組織による盗難が増加しております。生命と財産を守るために、防犯対策を今一度見直しましょう。
侵入犯罪の増加とともに、手口の凶悪化が進みつつあります。暮らす人、働く人の安心・安全のための配慮が欠かせなくなってきており、住宅やビルの設計において、防犯対策の強化が求められています。防犯対策は鍵の強化が一般的に行われていますが、ピッキング対策や補助錠だけでは十分な防犯対策とはいえません。ガラス、サッシ、雨戸、シャッター、錠前、照明、セキュリティシステム等に至る総合的な防犯対策が求められています。

戸建て住宅における狙われにくい防犯配慮

「防犯住宅」は侵入盗に狙われにくいことが第一のポイントであり、そのためには「侵入しやすい」と思われないことが重要です。そしてドアは簡単に開けられないかなど、侵入盗を拒む工夫が大切になります。
①トイレなどの高窓は格子の取り付け等の対策をとっておりますか。
②一階の台所のドア・周囲から死角になっておりませんか。
③駐車場・車庫・侵入盗が身を隠せないように見通しがききますか。足場になるものがありませんか。
④錠前・施錠を忘れておりませんか。鍵を屋外の所定の場所に隠し置きしておりませんか。
⑤2階窓・塀や庭の樹木で視界を覆ってませんか。
⑥ベランダ・腰壁で視界を遮っておりませんか。照明・門灯はついてますか。
⑦庭・室外機や物置がベランダなどにのぼるための足場になってませんか。
⑧玄関扉・扉は丈夫に出来てますか。ワンドアツーロックですか。扉の周辺にガラスがはめ込まれてませんか。
⑨1階の掃き出し窓・塀や樹木で遮っていませんか。木製雨戸の外れ止めが付いておりますか。

集合住宅における、より一層の防犯強化対策

①ドア・ガードプレートの取り付け・テレビドアホン・センサーの取り付け。
②室内・センサーの取り付け　防犯カメラの取り付け・セキュリティの導入。
③ガラス窓・補助錠を付ける・ガラス破壊センサーをつける・防犯ガラスに変える・マグネットセンサーをつける。
④トイレ・浴室や高い所の窓・窓に補助錠を付ける・窓にマグネットセンサーを取り付ける。
⑤錠前・電気・電子錠を取り付ける。カード式ロック・指紋反応式の錠も考慮に入れる。