暮らしに役立つ豆知識
1月1日 第32号「防災ハンドブック自分の身は自分で守ろう!」
自分の身は自分で守ろう!
2004年は、相次ぐ台風の上陸で各地で土砂災害や浸水被害が起こり、10月にはマグニチュード6.8の新潟県中越地震が発生し、自然災害の脅威を見せつけました。天災は地震だけでなく風水害、火山活動、火災など多岐にわたり、生活再建に長い時間を要する場合もあります。
1995年1月17日の阪神・淡路大震災(以下、阪神大震災と表記)から10年。04年度の防災白書は、東海、東南海、南海の海溝型地震のいくつかが今世紀前半にも発生する恐れがあるとしています。そのための対策として、建物の耐震化や防災行政無線の整備などのインフラの整備とともに、要救助者への対応は「公助」だけでなく、「自助・共助」の必要性を強調しました。
天災は決して他人事ではありません。被災時に被害を最小限にくいとめるために、次ページからの(毎日新聞社編集)の「防災ハンドブック」の抜粋をお読みいただき、「あす大災害に巻き込まれたら、自分は生き残れるか」を再点検してみましょう。
地震への備え
家具の転倒防止、非常持ち出し品の準備、避難場所の確認(家族・ご近所)連絡体制の確認、災害時に的確な行動をとれるように「心」の準備も忘れずに。
災害時には、ラジオ・テレビの災害情報に注意して適切な行動をとりましょう。「関東大震災の時には、流言蜚語」による人災も発生したようにお聞きしておりますので確かな情報を確認しましよう。
海岸部では、地震による津波の危険がありますので、情報が確認できたら速やかに高台のほうへ避難しましょう。