南海地震に備えましょう

南海地震に備えましょう。大阪府危機管理課から2003年1月に全戸配布の形で新聞の折込がありました。その内容をもう一度お知らせします。

南海地震とは

紀伊半島から四国にかけて、南海トラフと呼ばれる太平洋の海底4,000mのプレート内で起きる巨大地震のことです。過去100~150年の周期で繰り返し発生し、今後30年以内に40％：50年以内に80％の確率で発生することが公表されております。
阪神・淡路の大震災と違って西日本全体が大きく揺れ、海岸部では大津波が予想され、広域災害となる恐れがあります。

阪神･淡路大地震では、10万戸以上の家屋の倒壊・火災・家具の下敷き等により6,000人以上の死者・行方不明者が出ております。負傷者も43,000名以上になりました。
多くは家屋の倒壊・火災によるものですが他に逃げ出すときや、家具の転倒による怪我・家具の下敷きになった犠牲者も多く記録されております。

地震への備え

家具の転倒防止、非常持ち出し品の準備、避難場所の確保(家族・ご近所)連絡体制　の確認、災害時に的確な行動の取れる「心」の準備も忘れずに

地震そのとき10のポイント（東京消防庁作成）

①グラットきたら身の安全
②すばやい消火、火の始末
③窓や戸を開け、出口の確保
④落下物あり、慌てて外に飛び出さない
⑤室内のガラスの破片に気をつけよう
⑥確かめよう、わが家の安全、隣の安否
⑦協力し合って救出・援護
⑧避難の前に安全確認、電気・ガス
⑨門や塀に近寄らない
⑩正しい情報・確かな行動

東南海・南海地震防災対策の問い合わせは

大阪府危機管理課・http://172.31.74.1:8891/koh/mews.htm