暮らしに役立つ豆知識
10月1日 第77号「新耐震基準」
1981年6月に改正建築基準法が施行され、新築の建物はこの基準に沿って建てることが義務付けられました。
国交省の2003年の試算では、日本の木造住宅の41%が、1981年6月以前の建物であることが判明しました。今一度自宅の建築年度を確認してみましょう。
手軽にできる、わが家の耐震自己診断
□1981年以前の建物です。
□ここしばらくシロアリの点検・駆除をしていない。
□雨漏り・床のきしみ・外壁のひび割れ・サイディング壁面の目地切れ料
□他家に比べて大きな窓が多い・大きな部屋がある。床が傾いている。
□一階部分がガレージになっている。筋交いが十分かどうか分からない
□建物が複雑な形凸凹している。「正方形」でない。
いくつか当てはまるところがあれば、専門家による耐震診断を受けてみましょう
専門家の耐震診断は、自己診断の再確認をしながら、必要に応じて精密診断を行います。
診断結果は診断表として提示されます。(有料です) 多くの自治体が耐震診断の窓口を設けております。お気軽に相談しましょう 補強ヶ所が派生すれば、補強設計・図面を作成されます。受け取って緊急を要する ところから補強していきましょう。 施工業者は、補強設計に精通した業者を選びましょう。
耐震診断や耐震補強工事は、信頼できる専門家にお願いしましょう。まだまだ悪質なリフォーム業者が1995年耐震改修促進法が施行された事を悪用してあなたの家を訪問するかもしれません。