暮らしに役立つ豆知識
5月1日 第72号「家庭内で日常的に起こり得る事故を未然に防ぎましょう。」
家庭内における不慮の事故死は年間1万人以上と云われております。負傷者については年間30~40万人以上がいると推定されております。
家庭内における不慮の事故死の事例別の%は、
急激な血圧の変動によるヒートショック現象で脳梗塞・心筋梗塞による冬場のトイレ・
浴槽内での溺死28.0%
お年寄りが餅などを喉に詰まらせる・子供が異物を喉に詰まらせる窒息死 31.7%
階段・バルコニー・窓からの転落・転倒による死亡19.8%
火災・煙に巻き込まれる死亡11.8%
有害物質による中毒等その他8.7%
資料:国民生活センター「家庭内事故に関する報告書」より抜粋
家庭内事故を防止するために常に安全対策を講じなければなりません。 特に頻繁におこる事故の原因の一つ階段からの転落・墜落を防止しましょう。 事故を未然に防止するには、階段には敷物を敷かない様にしましょう。 スリッパ・化繊の靴下での昇降は、十分気をつけましょう。 階段には、手摺りの取り付け・踏み板に滑り止めを施しましょう。 夜間の昇降のため足元照明があれば階段の踏み外しが少なく安全です。 幼児転落のトップ・ベランダには足継ぎになる物は絶対置かないようにしましょう
最近問題になっております洗剤等を調合して硫化水素を発生させての自殺が流行っております。意図的に調合させなくても洗剤の使用を誤ると大変なことになります。 塩素系洗剤(漂白剤・カビ取り剤)酸性洗剤(トイレ洗浄剤)は、絶対に混ぜないで下さい。有毒な塩素ガスが発生して大変危険です。保管は別々にしましょう。 炊事場・お風呂場・トイレのお掃除は、窓を開け換気を十分にして行いましょう。
洗剤の購入は使い道を確認して注意書きをよく読んでから使用しましょう。