暮らしに役立つ豆知識
9月1日 第88号「地震・台風に備えましょう(9月1日は防災の日です)」
最近地震の回数が頻繁と増えているような気がします。阪神・淡路大地震の被害10万戸以上の家屋の倒壊・火災・死者・行方不明者6,000名以上の災害から14年が過ぎ、私も、心なしか防災に対する備えが甘くなってきている様な今日このごろです。今一度直接関係の深い南海地震について備えをしなくてはと思います。
(2004.9.19.7号:2006.9.1.52号:2007.9.1.64号・他数回掲載一部参考)
南海地震とは
紀伊半島から四国にかけて、南海トラフと呼ばれる太平洋の海底4,000mのプレート内で起きる巨大地震のことです。過去100~150年の周期で繰り返し発生し大きな被害をもたらし、今後30年以内に40%:50年以内に80%の確率で発生することが公表されております。阪神・淡路の大震災と違って西日本全体が大きく揺れ、海岸部では大津波が予想され広域災害となる恐れがあります。
地震への備え
家具の転倒防止策を講ずる。:非常持出品の準備:内容の確認 :避難場所の確認・家族近隣との連絡体制 :災害時に的確に行動できる「心」の準備
台風への備え(内容は上記心得と同じ)
私は、今から50年前、1959年9月26日午後9.00~超大型台風(伊勢湾台風)に遭遇しました。その時の被害は、九州を除く全国で死者4,697:行方不明者401負傷者38,921翌日被災者の救援に向かいました。家の倒壊による圧死者・水死者30数名の被災者を収容し、身元確認後、三重県明野飛行場にて数百躰の犠牲者を荼毘に付したことを昨日の出来事のように想い出します。
生命・家屋・諸財産を護るために、防災について家族との対話の中、事業主は社員との対話を通じて自宅での防災を啓蒙してあげてください。自然災害を最小限に食い止めるように日頃からみんなの気配りと小さな訓練を始めましょう。
詳細は(大阪府危機管理課:おおさか防災ネットで調べましょう)