暮らしに役立つ豆知識

8月1日 第171回 くらしに役立つ情報です

光化学スモッグ再び懸念

日差し強く風弱い日に目がチカチカ
高度経済成長期に深刻化し、都市型公害の代表例とされた光化学スモッグ。1970年代後半以降は大気汚染対策が進み、健康被害は大幅に減りましたが、原因となる光化学オキシダント濃度は80年代半ばから再び増加に転じてきております。気温が上がるこれからの季節は特に注意が必要です。

●主成分はオゾン

気温が高く、日差しが強くて風が弱い日。屋外で目がチカチカしたり、のどが痛くなったりすることがあったら、光化学スモッグかもしれません。光化学オキシダントの主成分は、オゾン(O3)自動車や火力発電所、工場からの排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)や揮発性有機化合物(VOC)などが太陽の紫外線などで化学変化してオゾンが出来ます。環境省によりますと光化学オキシダントの調査を開始した70年から6年間は、年一万人以上が被害を届け出ました。
その後、工場にNOXなどの排出基準を設けるなどの規制が進み、健康被害を起こすような高濃度になる事が減りましたが、年平均濃度は上昇傾向で、現在は80年代半ばより3~4割高くなっております。オゾンは、一酸化窒素(NO)と反応してなくなりますが大気汚染対策の効果でNOも減り、オゾンが減りにくくなってきております。又中国からの飛来する大気汚染の影響も否めません。

●穀物の生産減も

光化学オキシダントは、植物にも悪影響をもたらし、大気汚染が深刻な中国では、2020年には穀物生産が約4割減少するという予測もあります。このまま大気汚染が進むと、近い将来地球規模的な食糧難の時代を迎えそうです。
モンゴルでは、冬の間暖房に石炭を使います。酷いときには、10m先が見えないくらい
汚染されているようです。中国でも同じような状態が続いております。偏西風に乗って
日本列島の隅々まで、アジアの汚染された有害物資が降り注ぐことになります。大気汚染の濃度でコシヒカリの米粒が白く濁り品質の低下が進み更に地球温暖化が進めば、
オゾンとの複合影響でさらに品質の低下が懸念されております。

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